Sakura

へそ曲がりなので、滅多に桜の写真は撮らない。
しかしこれは撮っておきたいと思った。
恐らく今年最初で最後の桜写真のアップ(笑) 

15 minutes' sightseeing

2泊3日の中国江蘇省出張。
タイトなスケジュールで観光できたのは、2日目の夕食の前のたった15分間だけだった。
連雲港開発区の海岸に車を止めてもらい、空の色が変わっていく中を散歩。
道端で海産物を売る人たちは、カメラを向けても嫌な顔をせずにっこり笑ってくれた。
短いけれどとても幸せな時間を過ごせた。

You are so sweet because you have sugar on your lip

昨晩、娘が「明日の朝食はカフェに行きたい」というので、朝早くから開いているカフェをネットでチェック。
しかし多くの店は10時開店。
結局行くことにしたのは、いつものスターバックスw。
妻と息子は自宅でのんびりしている方がいいというので、今朝は娘と二人で朝のドライブ&ブレックファースト。

昼食は、娘が(豚肉を食べないので)まともなラーメンを食べた記憶がないというので、私がラーメンを作ることにした。
妻にそれを伝えると「折角のんびり出来ると思ったのに、仕事がすごく増える」と大袈裟に頭を抱えている。
私が料理すると「ザルはどこ」「菜箸とって」と自分が料理するより仕事がずっと増えるという。
「料理に使う道具も無駄に多いし、片付けるのも数倍大変」
確かにそうかも知れない・・・

妻は面倒くさそうだったが、作ったシンプルな醤油ラーメンに娘は満足してくれた。
よかった。
しかし娘は
「これ、絶対どこかで食べた味だ。何だろう?」
と何度も言っていた。
さて、記憶の中の何と結びついた味だったんだろうか。 

In old age

のんびりした土曜日。
子供たちはそれぞれの予定で外出。
妻とふたりきり。
少し外出もしたが、長い時間、居間でふたりでミントティーを飲みながら、いろいろなことを話して過ごした。

あと何年かすると子供たちが巣立ち、毎日こんな日々になるのだろう。
少し寂しいけれど、子どもが独り立ちしてくれることの喜びの方が遥かに大きい。
妻と二人で冗談を言いながら過ごす人生も悪くない。

読むこと

結婚して最初の10年、セネガル、マリ、ブルキナファソなどアフリカで暮らしていた時、どこの国でも、妻は結婚前の仕事だった識字教育の場を探し、女性たちに嬉しそうに字を教えていた。
そのために、よくテキストを読んだり、準備に何か書いたりしていた。

しかし日本で暮らすようになってからの数年間は、せいぜいメールを書いたり読んだりするくらいで、妻が本などを読んでいるのを殆ど見たことがなかった。
目の病が少しずつ進行し、字を読むのが辛くなっていたのだろう。

しかし3年前と昨年に角膜移植と白内障の手術をしてから、少しずつなにか読んでいる機会が増えてきた。
右目の裸眼視力は私よりよくなった。
嬉しいけれどちょっと悔しい気もする(笑)

最近は、親類が何人も暮らしているリビアの情勢について毎日ネット上のニュースを読んでいる。
リビアの毎日の動きについては私よりもずっと詳しい(汗)

スカイプアウト(スカイプから固定電話や携帯電話への通話)と違ってネットソースへのアクセスは完全に無料。
出費がさらに減って私はとても嬉しい(オチはそこか)。

The end of winter in a cup

日曜の朝、部活に娘を送り、終わるまでミスタードーナッツでのんびり。
カフェオレの中に、冬の終わりの弱い陽射しと木立ちが映っていた。 

at Kyoto

家族4人2泊3日で京都へ行ってきた。
京都は、1996年から2001年まで住んでいた懐かしい町。
しかし5年住んでいたと言っても、その間にフィールドワークや海外赴任があり、実際に住んでいたのは2年くらいだろうか。
それでも、京都は娘が生まれた妻や息子の大好きな思い出深い町だ。

3月末から4月初めといえば、例年なら桜も満開か遅いくらいだが、今年は4月に入ってやっと咲き始めたばかりだった。
鴨川沿いの桜が見られなかったのは残念だが、車の渋滞は思った程でなく移動するには助かった。 

初日の夕食は、中東からのお客様、お客様と共通の教授(その日が退任日!)と懐石料理(ごちそうさまでした)をいただいた。
娘に「お父さん、久し振りに楽しそうだったね」と言われるくらい、とても素晴らしい時間を過ごさせていただいた。
娘の上の言葉に続く「日本で共通の話題のある人少ないものね」という一言には返答に窮したけれど(笑)

2日目は抜けられない仕事があり、家族を残して大阪に出掛けた。
とは言え、午前中はホテルでゆっくりできた。
家族は、一日中ホテルでのんびり過ごしたらしい。  

最終日、所用と午後の後半は冷たい風に阻まれ(妻は寒いのが大の苦手)、観光らしい観光はまったくせずに帰路のついた。
それでも、昔住んでいた辺りを通った時には、妻や子供たちも思い出話が尽きなかった。
昼食は、住んでいた頃よく食べに行ったインド料理店を訪れた。
10年経っても変わらないおいしさ。
家族一同満足。
店の方も私たちのことを覚えていてくださり嬉しかった。

妻も子供たちもたっぷり買い物をした。 
妻は「京都は自分の好みのものがたくさんある」と言って喜んでいた。
ただ、みんなの買い物の財布は私。
嬉しいけれど・・・ 

しかし帰宅後、「京都、楽しかったね」と家族が話しているのを聞き、行ってよかったと今しみじみ思っている。

Singapore, Arab Street

アラブストリートは最初は21時過ぎに訪れてみた。
しかしいくつかの飲食店以外は閉まっていた。
そこで最終日の午後早い時間にもう一度訪れてみた。
夜と昼では、かなり印象が違っていた。
昼はかなり観光客が多かった。
しかし地元の人達が寛いでいるカフェもあり、結構居心地が良かった。

(9, 10 & 11枚目はX100で、残りは全てM9とNOCTILUX 50mm f/1で撮影)

Singapore, Little India

最終日(といっても実質二日しか滞在してませんが)は、赤道直下の熱帯モンスーンらしからぬ小雨が、パラパラと明け方から午後までずっと降り続いていた。
傘を差すほどではないといえ、カメラには確実に水滴が・・・
M9にハンドタオルをかけて、軒から軒へ渡り歩きながら散歩写真を続けたが、どうも心の撮影スイッチが入り辛かった。

4枚目の店は、特定の宗教ではなくなんでもありみたいだった。
9枚目はハラール(ムスリム用)レストランのドア。
10枚目はお約束?の自転車。

(写真は全てM9、レンズはNOCTILUX 50mm f/1)

Singapore, China Town

シンガポールは、あちこちで建物の美しい色使いに圧倒された。
他のアジアよりアフリカの色彩感覚に近い。 
熱帯的な存在感のある植物の雰囲気と色合いがとても良くマッチしていた。 
しかしショップハウスの雰囲気は中国的。
これほど狭い場所に中国、マレー、インド、アラブなどの衣食住と言語が混在しているのは驚くばかり。
なんども訪れたくなる魅力的な国(都市)だ。

 

(写真はすべてFUJIFILM FinePix X100で撮影)

予告(笑):明日以降、Little IndiaとArab Streetの写真を載せようと思います。