Happy ever after

I ran across a wedding ceremony at Taal city.
Happy ever after!

タール市を訪れた時、教会の前に着飾った人が集まっていた。
あまり教会の中に入らないのだが、好奇心から入ってみると結婚式が行われていた。
普段通りに教会に礼拝や見学に訪れる人々のいる中で結婚式を行うのか。

日本の結婚式は関係者のみの閉じられた空間で催される。
この違いがとても新鮮だった。

Hand pomp for well

This is my most satisfactory picture by α7R.

SONY SDC-RX1はとてもきれいな写真が撮れる。
特に高感度(ISO1250あたり)のノイズの少なさに驚いた。
α7RはSDC-RX1と同じ絵作りの延長線上にあるようだ。
ただしα7Rは、そのコンパクトさからつい忘れそうになるが超高画素ゆえの扱い難さがある。
中判カメラと思って手ブレに気をつけないとこのカメラの良さが損なわれてしまう。
そこさえわきまえていれば、LiveViewによるピントや露出結果のプレビューによって、マウントアダプターで様々なレンズ資産を使い、「失敗しない」「美しい写真」が撮れる。
しかし正直なところ、複数のレンズで撮り比べてみてレンズの個性がうまく引き出せない。

Epson R-D1を初めて使った時、写真を見てその雰囲気(空気感)に驚いた。

次に手にしたLeica M8は、かなり癖のある色のりではあったが「空気感」はR-D1以上だった。

M9はIRカットフィルターが不要になりハード的には扱いやすくなったが、M8よりレンズの個性がより如実に出るためレンズを選ぶカメラになった。
そんなM9の強い個性は35mmフルサイズになり画素数も上がったからだと思っていた。

M (Type 240) はCMOSになり色のりが大きく変わった。その素直な色のりに初めは物足りなく感じたが、使っているうちにとても扱いやすいことが分かった。
しかし画素数がさらに上がったため、M9に輪をかけてレンズの個性が出るカメラだった。
だがM9とは描写が異なるので、M9とMではレンズの相性がかなり違っていた。
(前振りここまで)

α7RはM (Type 240) 以上に高画素なので、レンズの個性がどこまでさらけ出されてしまうのか、どのレンズと相性がいいのか、使ってみるのが楽しみでもあり怖くもあった。
しかし前述の通り、使ってみてレンズの個性があまり出なくて逆に驚いた。
色被りのない35mm以上のレンズに限って言えば、どのレンズともとても相性がいい。
もちろんレンズによってボケ方や解像感は違っている。
しかしどのレンズで撮っても「同じような」きれいな写真が撮れる。
思うに画像処理が凄すぎて、レンズの個性が平準化されソニーの考える写真の美しさに変換されてしまっているのではないだろうか。
きれいだけれど「空気感」が感じられず感動が少ない。

α7Rの携帯性は、旅先散歩写真にはかけがえのない大きなメリットなのだが、このカメラで自分が納得する写真がなかなか撮れない。
そんな中、自分の求める感覚に一番近いイメージで撮れたのがこの写真。
どうしたらこの方向性に持っていけるのか、しばらく試行錯誤を続けよう。