東京出張の折に買ったCONTAX G BIOGON 28mm L-MOUNT改(Mマウントアダプター付)をM9に付けて試し撮り。
(夜、室内、夕方と光量が十分にない状況ばかりですべて開放で撮影)
いかにも試写しました、という作例写真ばかりで恥ずかしいが、購入の記念と言うことで(笑)
しかしどちらもM9ではOdd color shiftが激しく実用不可。
そのため使える広角がなくなり、昨年末から「RICHO GR Digital IIIが欲しい病」が悪化した。
GR DIIIを買うか、M9で使える21mm〜28mm程度の広角を買うか、と悩みの均衡を保つことでどちらにも落ちずに来ていた(笑)
また、35mm以下の広角を使う頻度は高くないのでレンズを買うならコストパフォーマンスにしよう、しかしそんなレンズはなかなかない、と考えることで思いとどまっていた。
しかし出張で上京した折に立ち寄ったカメラ店にこのレンズがあり、もう抵抗できなかった。
ちょうど数日前にしんがいさんのブログでこのレンズが高く評価されており、それが背中を押した。
因みにしんがいさん、Summicron 35mm f/2 ASPH.もKing of 35mmとべた褒めだが、手持ちのSummilux 35mm f/1.4 ASPH.をかなり気に入っているのでこちらはしばらく大丈夫(なはず)。 このレンズ、M9との相性が良さそうだ。
マニュアル設定で28mm f2.8を選ぶとOdd color shiftも少ない。
コントラストを高めにすると割と好みの絵になる。
まだいろんなシチュエーションで撮っていないがかなり気に入った。
右下隅の描写が弱い気もするが気のせいだと思っておく(笑)
しんがいさんに感謝。 ----------
これで自分のM9で「使える」レンズが7本になった。
・CONTAX G BIOGON T* 28mm L-MOUNT改
・Summilux 35mm f/1.4 ASPH.(これ万能レンズだと思う)
・Summicron 50mm f/2 初期固定胴鏡(まさにライカというシャープさと色のり)
・HELIAR 50mm F3.5(びっくりする描写じゃないけれど安定感がある)
・NOCTILUX 50mm f/0.95(現行ズミルックス35mmと同じ万能レンズのようだ。借りて試写しただけ、涙)
・NOKTON 50mm F1.1(超優等生。ただし個性はと聞かれると・・・)
・APO-SUMMICRON 75mm ASPH. やはり現行あるいは最新のレンズとの相性がいいようだ。
NOCTILUX 50mm f/1 (4th:現行0.95のひとつ前)は、M9ではどうも周辺の描写が気にいらなくて非常に残念。
C Sonnar T* 1.5/50は、M8では素晴らしいレンズなのだがM9ではまだよくわからない。使いすぎたのか銅鏡にガタがきているので、これを直してからじっくり撮ってみたい。
8枚玉はまだ使っていない(そうだ今日からの出張で使ってみよう)。
Summilux 35mm f/1.4 ASPH.新しいものが出るという噂もある。今以上に素晴らしいレンズなんだろうか。期待度高いが値段もバカ高いんだろうな。 ----------
今回機材の話をしたが、どんなカメラとレンズだって素晴らしい写真が撮れる。
逆にどんな高価なあるいはレアな機材でも良い写真が撮れるとは限らない。
ただ趣味の写真だからこそ、持った時に期待と高揚感のあるカメラやレンズを使いたいとも思う。
それが自分の「写真スイッチ」が入るきっかけになるし、入らない時には納得できる写真が撮れる確率は低いと思う。
コレクターでなく、写真を撮ること、お見せすることが好きなので、蘊蓄を垂れても結果としての写真がダメなら意味がない。
撮れたものでなんぼ。
このブログは自分のガス抜き用なので機材のこととか書きたいことを書いているが、写真ブログの方では言葉でなく写真で訪れてくださった方とコミュニケーションが取りたい。
厳しい意見もどうぞ。