at Kyoto

家族4人2泊3日で京都へ行ってきた。
京都は、1996年から2001年まで住んでいた懐かしい町。
しかし5年住んでいたと言っても、その間にフィールドワークや海外赴任があり、実際に住んでいたのは2年くらいだろうか。
それでも、京都は娘が生まれた妻や息子の大好きな思い出深い町だ。

3月末から4月初めといえば、例年なら桜も満開か遅いくらいだが、今年は4月に入ってやっと咲き始めたばかりだった。
鴨川沿いの桜が見られなかったのは残念だが、車の渋滞は思った程でなく移動するには助かった。 

初日の夕食は、中東からのお客様、お客様と共通の教授(その日が退任日!)と懐石料理(ごちそうさまでした)をいただいた。
娘に「お父さん、久し振りに楽しそうだったね」と言われるくらい、とても素晴らしい時間を過ごさせていただいた。
娘の上の言葉に続く「日本で共通の話題のある人少ないものね」という一言には返答に窮したけれど(笑)

2日目は抜けられない仕事があり、家族を残して大阪に出掛けた。
とは言え、午前中はホテルでゆっくりできた。
家族は、一日中ホテルでのんびり過ごしたらしい。  

最終日、所用と午後の後半は冷たい風に阻まれ(妻は寒いのが大の苦手)、観光らしい観光はまったくせずに帰路のついた。
それでも、昔住んでいた辺りを通った時には、妻や子供たちも思い出話が尽きなかった。
昼食は、住んでいた頃よく食べに行ったインド料理店を訪れた。
10年経っても変わらないおいしさ。
家族一同満足。
店の方も私たちのことを覚えていてくださり嬉しかった。

妻も子供たちもたっぷり買い物をした。 
妻は「京都は自分の好みのものがたくさんある」と言って喜んでいた。
ただ、みんなの買い物の財布は私。
嬉しいけれど・・・ 

しかし帰宅後、「京都、楽しかったね」と家族が話しているのを聞き、行ってよかったと今しみじみ思っている。